新聞を読んでいたら、見たことがあるけれど名前を思い出せない、懐かしい感じのする虫が歩いていました。
よく思い出してみると、マイマイガの幼虫でした。
体長2~3ミリ。
念のため室内の苗をチェック、育苗トレーのふちにマイマイガの幼虫が数匹いるのを発見しました。
初めは手でつぶしていたのですが、よく見たら結構な数いるので、ガムテープ作戦に切り替えて捕獲。
どこから来たのか。
一昨年、外壁の高いところで孵化した幼虫が、糸にぶらさがって地面に降りてきたのに気づくのが遅れて、ブルーベリーがかなり被害にあいました。
葉っぱだけなら食べてもいいのですが、花芽を食べられてしまい、収穫量が激減しました。
それ以降、秋は家の外壁など、産み付けられた卵を取り除くようにしています。
時には風に乗って流れてくることもあるので、完璧な防御は難しいです。
昨日、一部の育苗トレーを外に出しました。
そのとき付着した可能性を考えましたが、それにしては量が多い。
そして、出していないトレーの方が幼虫が多い。
念のため、育苗トレーを外に出して洗えるところは洗い、受け皿も洗いました。
受け皿のすみの土が固まっているところを洗っていたら、ふわふわしたものがたわしについてきました。 卵を包んでいた繭のよう。
いつも見慣れている繭の大きさ(長径4~5センチ)を想像して、トレーをチェックしていたので気がつきませんでした。
マイマイガが動き出すのはもう少し暖かくなったらと思っていたので、油断していました。
家の中に持ち込まれてしまったので、孵化が早かったのでしょう。
危ない、危ない。